【保存版】筋トレをするとモテるようになる科学的な理由

筋トレをするとモテる理由を『僕と、周りの体験談』と一蹴した、超感情的な前回のブログから一転。
本日は僕の持てる生物学の知識を総動員して
マッチョがモテる生物学的な理由について解説していきたいと思います。
前回と2本合わせて、『これは筋トレするしかない!!』という結論まで持っていくので、どうぞよろしくお願いいたします。
目次
前提条件として
僕たちの目的は??
筋肉談義に入る前に、目的を再確認しておきます。
僕たちの目的はなんですか??
…
そう、モテることです。
決してここがぶれてはいけません。
では、モテるとはなんですか?
これは言い換えると、『女性から好意を持ってもらうこと』です。
こちらから一方的に好意を持っているだけではモテたことになりません。
逆に、こちらは好意を持っていなくても10人の女性が自分に好意を持っていたら、
それはモテていると言えるかもしれません。(その状態が幸せかどうかはさておき。)
ということで、『女性から好意を持ってもらうこと』をモテると定義します。
そもそも『好き』ってなんですか?
どうすれば好意を持ってもらえるかの前に、考えなければならないことがあります。
そもそも、好意ってなんですか?
『好き』ってなんですか?
大辞林によると…
相手をこのましいと思う気持ち。また、慕わしい気持ち。好感。好感情。
とのこと。
いわゆるキュンキュンしたり、四六時中その子の事しか考えられなくなったり、
はたまた「自分はこの子と出逢うために生まれてきた」と思い込むことですね。
巷に溢れるJ-POPの歌詞にあの子を投影したり、
返ってこないLINEをひたすら待っている状態のことです。
『好き』とは、実に文学的、情緒的な感情であると、世間一般には思われています。
ですが、生命科学は恋をたった一行で定義できます。
遺伝子を残すための、電気信号のやり取り
これが生命科学的に言う『好き』の定義です。
ロマンチックの欠片もないですね。
そして僕は『ボディメイクは科学である』という信念を持っているので、
このロマンチックの欠片もない定義を採用します。
愛とは神経の発火です。
どうすれば遺伝子を残せるのか??
好きという感情は遺伝子を残すための電気的信号ということを確認しました。
焦らず順番にいきましょう。
次はどうすれば遺伝子を残せるのかという点です。
今から1億年前、我々人類がまだサルだった頃の話です。
目の前に見たこともない色、形をしているが、ほのかに芳醇な香りのする果実が落ちていました。
この果実を拾ったサルの反応は、大きく二つに分類できます。
①.どんなものかわからないけど、腹が減っているから一口かじってみる
②.どんなものかわからないから、腹が減っているがそのまま放置する
そして、①を選んだサルは果実が甘く、美味しいことに気が付きます。
かつて慢性栄養不足だった時代に、『甘い』という情報はそれだけでカロリーを補える『糖分』であることが判断できる優秀な指標でした。
(あ、断っておきますが今は違いますよ?
現代は慢性栄養過多の時代なので、『甘い』に惑わされないでくださいね?)
したがってこのタイプ①のサルはタイプ②のサルと比べて、より多くの栄養源を手に入れたことになります。
世は慢性栄養不足の時代ですから、結果的にタイプ①のサルの遺伝子が、後世に渡って受け継がれていくことは容易に想像ができます。
つまり、『目の前の果実を食べる』という問題に『Yes/No』の選択肢が与えられ、それに『Yes』と答えた個体がより多くの子孫を残してきたわけです。
さらに言うと、『Yes』の個体は果実を食したことによって、『甘くて美味しい』という報酬も手にしました。
この報酬は『身体にエネルギーを補給する』という目的を、より促進するための動機づけとなっています。
いわゆる『ニンジンをぶらさげられた状態』ですね。
ここでニンジンをぶら下げられているのは、我々サルだということがわかります。
では、我々サルはいったい誰からニンジンをぶらさげられているのか?
我々は遺伝子のビーグルである
1976年、イギリスで投じられた一冊の本によって、これまでの世界中で信じられていた生物観は、バラバラに砕け散りました。
その本の名は『利己的な遺伝子』。
著者はリチャード・ドーキンス。
氏いわく、
我々は遺伝子を次世代へ運ぶためのビーグル(乗り物)に過ぎない
と。
そして遺伝子はあたかも意思を持ち、自らを増殖するように振る舞う
ということでした。
もっと簡単に言うと、我々生物は遺伝子の乗り物であり、ご主人様である遺伝子を増やすためにはたらく。ということです。
なんだかガンダムのモビルスーツや、エヴァみたいですが、まさにそんなイメージです。
パイロットが遺伝子、我々がロボットです。
(EVAがロボットじゃないというのは、この際置いておきます。)
こうして我々サルの役割は、遺伝子が次のビーグルにうまく乗り移れるようにすることなわけですが、そのための行動の報酬としてニンジンがぶら下がっているわけですね。
先ほどでいうと、『果実を食べて栄養を補給して活動エネルギーにすること』。
これが遺伝子が生き永らえる選択だったわけで、その報酬として『甘くて美味しい』という感情が与えられたわけです。
『甘くて美味しい』のであれば、次も食べますよね?
ヒトが甘い報酬欲しさにまた食べれば、遺伝子が乗るヒトはその日を生きるわけです。
結果として遺伝子はまた生き永らるという構図です。
(※ちなみに非常に誤解を生む表現なのでここで断っておきますが、利己的な遺伝子と言いますが遺伝子に意思はありません。
あくまでも
生存に不利な選択をした個体は次世代に遺伝子を受け継ぐことができない(淘汰される)ので、
結果的に生存に有利な選択をした遺伝子が生き残る。
その様子が遺伝子自らが生き残るために利己的に振る舞っているように見える
ということです。
ここら辺を詳しく解説すると、もう1本記事が必要になるので、別の機会に。
もしくは、体力のある方はこちらから読んでみてください。)
みのが所有している本と装丁が変わっていますね。
全ての快感は遺伝子次第
ここまでで先ほどの『果実を食べる』という行為が、遺伝子に導かれた行動であるということがわかりました。
ではその他の行動もそうだと断言できるのか?
- 美味しモノを食べる / 食べない
- 良質な睡眠をとる / とらない
- セックスをする / しない
全て『Yes』が快感を得られる選択で、もれなく遺伝子を次に残せる行為だということがわかります。
特に上で挙げた例は、全てマズローの欲求段階説で最下層に位置する生理的欲求なので、最も満たされるべき欲求です。
ちなみにマズローの欲求段階説は研究対象が23人しかいなかったり、誰にも当てはまる普遍モデルを目指していたにもかかわらず個人主義的価値観になっている点など問題はありますが、概ねこうした順番で欲求は満たされていくものとして採用しています。
その上で、こういった生存に不可欠は決断をいちいち吟味している暇はないので、人間には二つの決定プロセスがインストールされています。
行動経済学で有名なダニエル・カーネマン博士の提唱する『ファスト・スロー思考』です。
サルの時代、目の前にライオンがいるのに、
『う~ん、この場合は逃げるべきなのか、はたまた戦うべきなのか?
戦うとしたら素手なのか、棒を持つのか?そこの石を投げつけるのもいい。
いや、待て。こないだ果実を集めに行ったアイツはライオンに襲われて死んだな。
すると、逃げるべきか…???』
ではないですね。
ライオンだ!⇒逃げる!!
ですね。
正確に言うと
ライオンだ!⇒『怖い!』⇒逃げる!!
です。
ライオンを前にして『怖い』という不快の感情が生じて、逃げるという行動をとったわけです。
この速い思考が『ファスト思考』で、現代人類もほとんどの思考をファスト思考で行っています。
ここにもファストに頼りすぎる問題点はありますが、利己的な遺伝子同様それだけで1本書けてしまうので、別の機会に。
ここで言いたいのは、『感情は思考を簡略化する』ということです。
つまり感情によって簡略化されたファスト思考において、『気持ちいい』という選択をすることが、サルの時代において生き延びる術だったわけです。
簡単に言うと『気持ちいい』に従って素直に生活していれば生き延びられるようになっていたのです。
- 『美味しい』果実を食べると遺伝子を残せる。
- 『快適に』睡眠をとると遺伝子を残せる。
- 『気持ちいい』セックスをすると遺伝子を残せる。
全て『快/不快』の快を選択するとサルの時代は上手くいくようにできています。
その証拠に、『快/不快』の判断(情動)を司る扁桃体は、爬虫類脳といわれる大脳辺縁系に存在することがわかっています。
つまりサルになる前からあった回路であることがわかります。
(あ、ちなみに、現代はこんな欲求通りの生活を送っていたら司法に裁かれます。
美味しいものは対価を払わねば食べられませんし、
手当たり次第に周りの女とセックスしようとしたら準強姦罪でつかまります。
ここのギャップが現代の生活を難しくしている要因なんですが、それはのちほど…)
…大丈夫ですか?
元々なんの話だったか、覚えてますか??
なぜ筋トレをするとモテるのか?ですよ?
まとめると
いったんここまでをまとめると、
- モテとは女性から好かれている状態であり、好きとは遺伝子を後世に残すために行われる脳内の電気信号のやりとりである。
- 生命は遺伝子を後世に残す選択を『気持ちいい』と感じるようにプログラムされている。
- そのプログラムはサル以前の時代から存在した。
というところです。
筋肉があるとモテる理由
さて、やっと前段階の知識整理が終わりましたね。
では、筋肉談義に入っていきましょう。
筋肉がある状態とは?
最初に質問なのですが、筋肉はどういう状況で発達しますか?
これは生理学の分野で多くの要因が絡んできますが、一文で表すとこのような表現になるのではないのでしょうか?
適切な刺激を繰り返し、良質な栄養を継続的に摂取して、十分な休息をとったとき。
つまり継続的にトレーニングして、高たんぱくな食事を摂り、きちんと寝る。
これはどのアスリートもボディービルダーも頷いていただける内容だと思っていますし、僕も現役時代はこれを貫いてきました。
筋トレの真理は、意外とシンプルで拍子抜けしたのではないでしょうか?
現代でこの真理を取り入れるのは、そう難しいことではありません。
余計なタスクを削って、筋トレを習慣にすればよいのです。
そう、シンプルなのです。現代においては。
では、6,000万年前の石器時代においてはどうでしょうか?
筋肉がある状態とは?(石器時代編)
当時の生活を考えてみましょう?
食事環境は慢性飢餓状態。
睡眠環境は外敵から集落を守るために交代制。
過酷な環境のため平均寿命も低かったでしょう。
そんななか、たくましい筋肉を保つにはどうすればよいのか。
集団の中でトップにいることです。
動物のオスが複数存在するようなコミュニティにおいては、必ずトップのオスが存在します。
いわゆるアルファオス(アルファメイル)です。
アルファは権力も、腕力も持ち合わせています。
食いっぱぐれることはないし、闘争になった際にも勝つ確率は他のオスよりも高いでしょう。
ここで、先ほど述べたマズローの欲求段階説の最下層、生理的欲求を思い出してください。
≪生存欲≫ 良質な睡眠をとる / とらない
≪食欲欲≫ 美味しモノを食べる / 食べない
≪性欲≫ セックスをする / しない
これは自身が生き永らえる上での欲求でもあり、遺伝子を後世に伝えるための行為でもあり、また、筋骨隆々の身体を維持するための要素でもあります。
(性欲は筋肉に関係ありませんが、適切なトレーニングといえばきちんと獲物を狩ってくる能力そのものですね。)
アルファはそのコミュニティにおいて、これらの獲得が最も容易なポディションにおり、それは言い換えれば、子育てにおいて超優良物件ということです。
コイツについてけば食いっぱぐれないな
メス
と思わせたら勝ちということです。
わかりますか??
グループのトップが何をするにも最もよい環境にいるということです。
そして筋肉があるということは、アルファであるということと同義でした。
石器時代においては。
現代は筋肉の獲得が容易になったことは先ほども述べましたね。
現代に生きる石器人
ここまでで石器時代には、
筋肉がある⇒アルファである⇒遺伝的に優位である
という論法が組み立てられました。
で、現代の話になります。
散々言っていますが、現代に生きる我々のプログラムはサルの時代に施されたものです。
身体がここ数千年の変化に対応できていないわけですね。
ここに議論の余地はありませんね。
この前提が崩れると、運動しないと不健康になる理由や、糖質制限ダイエットの有用性に他の原因を持ってこないといけませんので。
ということで、ですよ?
石器時代にプログラムされた
筋肉がある⇒アルファである⇒遺伝的に優位である
という論法は現代も通用するわけです。
ですが、かつてのメスザルがこうした論理の流れを理解し『フロー思考』でマッチョに惹かれたのではないように、現代の女性もその意味を捉えきれていません。
『ファスト思考』は感情によって判断を短縮するからです。
マッチョ!カッコいい!!
メス
正しくは「この世紀末のような時代に置いて群れのトップでいるだけの腕力、権力を維持しているので、この男についていけば食欲、睡眠欲、性欲全てで不足することはなく、無事自分の子孫も残すことができる。更には息子もその性質を引き継いで、更に遺伝子を拡散する可能性が高い」なんですけどね。
みの
現代ではマッチョは簡単につくれますが、『ファスト思考』のおかげでその真偽は関係なしに自身を優良物件に見せることができます。
ある種のペテンですね。
真偽は問わないと言いましたが、『なぜ筋トレが続かないか』でもお話ししたように、筋トレを継続できているということは余計なことをしていないうえに、規則正しい生活を送っている証拠ともなります。
筋トレをすることで、正真正銘のアルファにもなれるのです。
ペテンが本物に変わった瞬間です。
以上が僕が考える、筋トレをするとモテる科学的理由です。
一行でまとめると、
女性が筋肉を富の証と錯覚するから
です。
これを体系的に説明できるようになってから、筋トレがオトコの人生を包括的に変えるということがわかりました。
余計なタスクを切り捨てて、筋トレしてテストステロン量を上げて、金を稼げばそれは最早これまでのあなたではありませんね。
包括的とはそういうことです。
なので、ますますモテるためのボディメイクを世に広めていくことが大切だ!と思っております。
前回の記事と合わせて、これが僕がモテボディメイクを広めようとしている信念なので、共感いただける部分が、一か所でもあれば嬉しいです。
P.S.
今回の最後の段落を読んで、
『ファスト思考でしか考えられない女性はアホだ』
と捉えた方、また、そう受け取った女性の方がいたら勘違いされていますね。
なぜなら、この慢性栄養過多時代において、
脂肪の貯蓄量に執拗にこだわっている男のほうが何倍もアホですから。
あれに大の男が振り回されてしまうのですから、男の方が重症ですよ。
…
脂肪の貯蓄量??
もちろん女性の胸のことです。
PPS.(2017/06/28)
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これからもいい記事書いていきます。 pic.twitter.com/5mg45MlOzu
— みの@モテボディメイク (@taiikukai_mino) 2017年6月28日
これからも良い記事を書いて行きたいと思います。
ということで、ちょっと追記。
この記事を書いたのはおよそ7ヶ月前。
この頃から僕の表現方法も向上し、書ききれていなかった部分について触れたくなりました。
以下追加解説。
モテるのは優良物件という理由のみだろうか?
以前は「子育てにおいて超優良物件だからモテる」という解説でした。
果たしてモテの効果はこれだけなのでしょうか?
否。
上記のような長期的モテ以外にも、短期のモテにももちろん効果があります。
まず、筋肉が増えるとテストステロン値が上がります。
結果的に積極性が増し、性欲も上がります。
積極性が上がるということは、トライ回数が上がるということです。
仮に一人の女声にアプローチし成功する確率が同じであれば、どう考えてもトライ回数が多いほうが成功率は高くなります。
下手な鉄砲なんとやらですね。
加えて、数をこなせばその成功率自体も向上します。
バスケのシュートも、気の遠くなるような回数を打つから入る確率が上がります。
数学の図形問題も、たくさん数をこなすからどこに補助線を引いたら良いのかわかるようになります。
「量より質」という言葉があるが、質を上げるには量をこなすしかないのです。
まずは、愚直にトライ!
大丈夫。
筋トレをしていれば、その成長曲線は恐ろしいカーブを描きます。
さらに凹んでも、スクワットで鉄塊に押しつぶされるプレッシャーと比べたら、そんなものは屁でもないですね。
そのうちあなたの胸板に女性がうっとりしてくること間違いないのですから。
まずは筋トレと、モテへのアクションを数多くこなすことです。
これを半年続ければもはや別人です。
あなたのモテを応援しています。
>>次のページは
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「え?これ無料の範疇超えてません?」と言われた
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